【ファンアートメイキング】ナッツヌーンのマホロア
カービィWiiのステージ、ナッツヌーンを歩くマホロアの絵です。
マホロアのこと
カービィのキャラの中でも、マルクと並んで好きなキャラです。
造形がまずかわいいし、ゲーム中のおしゃべりや仕草もかわいくて、
いつも「早よステージに行け（要約）」と言われるまで話しかけ続けてました。
ねこかぶりな性格も大好きです。
魔術師、かつエンジニアっぽいところも…ものを作るキャラって良いですよね。
ナッツヌーンのこと
歴代カービィの中でも特に好きなステージです。
丸い海と夕日、ジュースみたいな色のオレンジの丸っこい雲が印象に残っています。
終盤のステージなのもあり、切ないというか、どこか不思議な焦燥感を覚えるような雰囲気が大好きです。
建造物の見た目が遺跡っぽいのもロマンポイント…！
そしてナッツヌーンを語るのにBGMはかかせないと思います。
あの風のようなテンポ感、ステージのたそがれた雰囲気にぴったりのメロディ、全部好き！
この絵のこと&メイキング
描いたのがちょっと前なのではっきり覚えていないのですが、
風景の練習がしたくて、夕方の絵が描きたいな〜と思って描いた気がします。
夕方といえば私にとってはナッツヌーンだったようです。
制作過程が残っているので、以下に載せてみます。
最後に画像だけまとめて見れるgifアニメもあります。
一番最初のラフです。
この絵では主線なしで、色の印象から決めていく描き方をしています。
パース等は気にせず、地面も水平線も適当にひん曲げながら、なんかかわいい形にします。
奥にある空と海から描いています。
まずオイルパステルのブラシでざっくり段階的に塗り、
色の境目を指先ツールを使って、自然な感じになる設定でぼかしています。
マホロアの形を整えて、海に映る空の色を描いています。
マホロアのポーズは、少し風のある道をいそいそと歩いているイメージです。（描けてる…？）
海に映る空の色は、空の部分からスポイトで色をとって、
油彩風（印象派風）の、ぺたぺた塗った感じになるブラシで描いています。
マホロアに影と光を付け、星をちょっと描きました。
影は夕方っぽいと思った赤みのある紫で、
光は太陽からスポイトで取って、多分オーバーレイ…？のレイヤーで重ねています。
（今見ると変えたい！）
星はスパッタリング風のブラシで、多分ハードライトかビビッドライトレイヤーです。
いやオーバーレイかも（要は結構なんでも大丈夫！）
マホロアを描き込んで、雲のラフが出現しました。
マホロアの手を一旦非表示にして、立体感と色味を描き始めています。
色は空などからスポイトで取って、ガサガサしたオイルパステル風ブラシを使って、
通常レイヤーでうっすら乗せています。これは光の表現も兼ねます。
空とマホロアを描き込みました。
空はすごいレイヤーをたくさん使って、色々重ねて描くので上手く説明できません。
ほとんど感覚で描いてる部分です。
ブラシはオイルパステル風や水彩風など色々使っています。
太陽の放射状の光は、指先ツールのデフォルトの丸い設定で伸ばして描いています。
マホロアも引き続き、光・影・色味をより細かくします。
統一感が出るように、基本は周りの色を拾って使いますが、
目は印象的になるように新しい色を入れました。
なんか、急にすごい進みましたね。
雲、海、星、地面の建造物を描き、ブロントバートが出現しました。
ナッツヌーンらしいかわいいオレンジの雲が描けてよかったです。
後ろの白いすじ雲は、奥行きと風を感じる助けになるように、添える程度に描きました。
私は水の表現があまり得意でなく、これも手探りでした。今でも水は内心唸りながら描いています。
建造物は主役じゃないので描き込みすぎないようにしたいですが、手前にあるものなので、
ざっくりしすぎると不自然になってしまい難しかったです。
ブロントバートに陰影などを付け、雲の角度とマホロアの歪みをちょっと直し、
マホロアと建造物を描き込みました。
ブロントバートも、「奥行きと風」の担当です。「夕方のカラス」担当でもあります。
どこかへ飛んでゆくブロントバートたちを目で追いながら、
マホロアも帰路に着く…みたいな情景のイメージです。
この後は全体の色味と明るさを修正して、完成です。
所要時間は15〜20時間くらいです。
以上になります！
初めてこんなに長く絵のことを書きましたが、どうでしょうか…
読んでくれた方、ありがとうございました！☺️
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